どうも、ネコノメです!
さて、ザッハートルテの無駄話ですが、起源はオーストリアの料理人、フランツ・ザッハーと言う方が考案したそうです。
そしてその弟が「ホテル・ザッハー」を開業し、そこで提供されていました。
しかし、年数を経てホテル・ザッハーが経営難の時に「デメル」という王室御用達の洋菓子店が資金援助し、そのお礼としてザッハートルテの製造・販売する権利をもらいました。
ここで、”ホテルザッハーのザッハトルテ”と”デメルのザッハトルテ”の2つが生まれた訳ですね。
ただ、時が経つとデメルがレシピを公開してしまい、ホテルザッハーが裁判を起こします。
まあ約束って時が経つとあやふやになりますもんね。
んで、裁判の結果「もう別のケーキとして売れば良くね?」ってなり、「デメルザッハトルテ」と「オリジナルザッハトルテ」として分岐しましたとさ。
ちなみに日本で言うと「リリエンベルグ」の横溝シェフはデメルで初の日本人として修行をされており、その技術を日本に持ち帰り、今も大人気ケーキになってますね。
あぁ食べたい。
では早速作っていきましょう!
分量
【ザッハーマッセ】
・無塩バター 80g
・グラニュー糖 60g
・卵黄 4個
・スイートチョコレート 80g
・薄力粉 80g
・卵白 4個
・グラニュー糖 60g
・アプリコットジャム 適量
【ザッハーグラスイュール】
・グラニュー糖 225g
・水 125g
・スイートチョコレート 75g
・ミルクチョコレート 75g
ちなみにYouTubeでの作り方はこちら↓
作り方
【ザッハーマッセ】
無塩バターにグラニュー糖を加えてホイッパーですり混ぜる
卵黄を加えてホイッパーで混ぜ合わせる
スイートチョコレートを40℃に溶かし、一部を合わせてから混ぜ合わせる
卵白とグラニュー糖でメレンゲを作る
メレンゲの半量を生地に加え、ホイッパーで混ぜ合わせる
ふるった薄力粉を加え、ゴムベラで混ぜ合わせる
残りのメレンゲを加えゴムベラで混ぜ合わせる
型紙を敷いたマンケ型に流し込み、180℃に予熱したオーブンで約30分焼成する
網に出し、荒熱が取れたら2枚にスライスし、アプリコットジャムをサンドする
周りにもアプリコットジャムを塗ってコーティングする
【ザッハーグラスイュール】
手鍋に水、スイートチョコレート、ミルクチョコレートを加えて溶かす
グラニュー糖を加え、110℃まで煮詰める
手鍋の底を軽く水に当て、1部をマーブル台に出してパレットナイフで薄く広げる
台の上で広げる作業を繰り返し、粘りがでたら戻す
ザッハーマッセにかけ、常温で固める
泡立てた無糖の生クリームを添える
いかがだったでしょうか?
グラスのシャリシャリ感がすごく美味しいです。この食感ってザッハトルテじゃないと味わえないですね。
添える生クリームはやっぱり無糖の方が良いです。
ガナッシュやクリームが入っていないクラシックなレシピなので、物足りなさを感じる方もいるかとは思いますが、この古典的な美味しさを是非味わっていただきたいです。
是非お家で作ってみてください!
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